「酸性矯正って髪の毛痛まないんでしょ？」

ご覧いただきありがとうございます！

〜サロンワークにて〜

んんんん？ソンナコトナイデスヨ？

と、いうことで(誤解は解いた方がよさそうだから)

今回のネタは『酸性矯正』について 

Q.痛まない？　A.いいえ、痛みますよ？

ハイ、まずは結論から。

髪の毛の形を変えているのにノーダメージな訳がないです。忖度なしです。

酸性だから痛まない！な〜んて甘言でお客様からお金をいただいている美容師は

はっきり言ってク○です。プロ失格です 

ハガレンでいう「ド三流」、ほんとコレです。

格の違いを見せるためにも、正しい解説をしていきますね 

なんで痛むかって言いますと・・・

髪の「骨」を折ってますから

前に書いた記事で、縮毛矯正と髪質改善の違いを簡単に説明しました 

この記事でもこう書いてます。

まず、縮毛矯正とは・・・例えると、「骨折 完治」に近いです 

直毛も癖毛も、髪の毛の形を司る骨のような部分があります。
とある強力な「結合」で構成されていて、丈夫です  

①この結合を「薬の力」で一旦切ります(ここが骨折)
②水洗後、乾かしてアイロンで熱を与え形づけます(ギブスで固定)
③アイロン後、また薬をつけ切れた結合を「再結合」させます(骨折完治)

縮毛矯正と「髪質改善」の違いって何？

骨折から治る過程が縮毛矯正の大まかな仕組みと同じなのです。

①この結合を「薬の力」で一旦切ります(ここが骨折)

ここの薬が『アルカリ性』なのか『酸性』なのか

普通の縮毛矯正と「酸性矯正」の違いはこれだけですからね。

(正確には還元剤とかphとか違うけど)

髪の「骨」にあたる結合（S-S結合と言います）はアルカリ性だろうが酸性だろうが

一旦切らないと(骨を折らないと)、癖は伸びません。これは縮毛矯正の原理原則。

「車にはねられて折れた骨折も、階段から転がり落ちての骨折も、骨折は骨折」みたいな

（上手い例えが出てきません！笑 チクショー）

とにかく、髪の骨は一度折るんです！んで繋げ直す！

これがノーダメージなわけあるか！！！ってこと 

美容師さんの勉強量による

昨今の美容師業界では何故か、

アルカリは悪、酸性は大丈夫！という、素人みたいな風潮が跋扈していましてね・・・

いや、確かにアルカリが髪に及ぼす悪影響もいくつかあります。

けれども、アルカリを用いたトリートメントの仕方だってありますからね 

つまり美容師がどこまで勉強してるかがとても大切！

勉強してない美容師による酸性矯正で、髪がジリジリにチリついた事故は多発しているようです 

酸性だから痛まないって言われて、施術したらチリチリジリジリに・・・

たまったもんじゃないですよね 

だから美容師は勉強し続けなきゃいけないんです！

僕も毎日新しい情報をキャッチすべくアンテナ張ってますし、毛束で実験もしています 

阿部はロロノア・ゾロなんです(？)

僕は縮毛矯正をお客様に施す際、

アルカリ性、中性、酸性

全部の薬を使ったり、混ぜたりします。どれが悪とかないです。

お客様によって髪の質、履歴、形状は千差万別！ゆえに

その方に合わせた薬を用事調製しています☆

そうすることで無駄なダメージを極力抑え、綺麗なストレートに仕上げるように毎日「う〜む」と唸っています。笑

これがビシッと決まり、ツヤツヤストレートができた時はもう・・・

このゾロみたいになってますね。笑

もちろん！お客様も大喜び！

余談ですが、ワンピースはかれこれ10年は読んでいません。笑

(ギアセカンドで止まってる・・・)

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さて、適度に解説し、毒を吐き、海賊狩りになってみた(?)本記事でした 

お客様方へ、

僕は、Narshe utsunomiyaは

しっかりと一人一人に合わせた薬を作り、

説明しながら施術することをお約束します 

宇都宮の縮毛難民さん、お楽しみに 

今日はここらで締めます！ではまた！