お客様の引き継ぎへの思い

いつもご覧いただきありがとうございます！

さて、移住まであと30日を切りました・・・

東京から離れるのは、ワクワクでもあり、不安でもあり

なにより、

通ってくださったお客様ひとりひとりに、お別れのご挨拶をするのが心苦しい毎日です 

さて、みなさんは

『担当美容師がいなくなるから他担当者へ引き継ぎ』をされた経験はありますか？

美容師の世界は少し変わったルール？がありました。

昔は『店にお客様がついている』と考えられていた

僕が初めてサロンを変える(転職)したのは11年前、26歳の時でした。

退職する旨を上司に伝えたところ

『お客さんはおいていけよ』
『他のスタッフに引き継げ』

と言われました。まぁ、組織だから仕方ないかって思いました。

お店(会社)が金出して呼んだ客なんだからお店に返せ、と

そういうのがマナーみたいな風潮がかなり強かったですね〜 

当時26歳クソガキの僕は

とか生意気に思ってたもんです。

引き継いでも俺がいないとこに俺の指名いくの？と本気で思ってました。

いいや、やっぱり『人につくんだ』と確信した

その後・・・転職してしばらく経ち・・・

新しい職場に慣れた頃、前職のサロンで指名してくださった方が来てくださいました。

その方とはLINE交換ができなかったんです。でも探して来てくださいました。

『やっぱ阿部さんがよくてさ〜』

そういって下さったのは今でも覚えています。

あれから何度か転職をしましたが、やはり探してきてくれる方がたくさんいて

『店』ではなく『人に』お客様はつくんだ！

と確信し、ついてもらえるような自分になろう！と頑張ってきたのでした 

『宇都宮までいくね〜』と言っていただけた

今回の転居で、何名かのお客様は『宇都宮までいく』と言ってくださいました。

と思わずツッコミを入れてしまいました。が、とても嬉しかったです。

距離にして約100㎞・・・それでも僕に髪の毛を任せてくださる・・・

美容師冥利に尽きますね。

本当に頑張ってきてよかった。

お客様のことを真剣に考えてよかった。

『いくね』と言っていただけたことを当たり前と思わず、精進し続けていきますね。。。

12年前、『お客様についてきてもらえる自分になろう』という目標は達成できたみたいです 

次なる目標は、

『宇都宮で一番よかった』

と、NASHE utsunomiyaに来て下さった方々に言ってもらえるサロンにすること！ですね 

今日はここまで  では！