ご覧いただきありがとうございます!
宇都宮駅東口徒歩10分、東宿郷3丁目で、
貸切頭浸浴美容室『NARSHE utsunomiya』
を楽しく経営しております!
代表の阿部雄飛です
さてさて、こんな経験をしたことはないでしょうか?
〜初来店の美容室にて〜
〇〇が〜△△で〜
○○って何?
って感じたことはないですか?何言ってんだこの人…なワードがでたり、どんな効果があるか話してくれなかったり。
特に美容関連は髪然り、肌然りカタカナの専門用語が多いですよね。
美容師もさも当たり前のように専門用語をバンバン使う人もいます。
ここにハイレイヤー入れてフォギーでアンニュイな雰囲気に〜
みたいな。
個人のプレイスタイルにケチはつけませんけども、もうね、
アホか、お前
と言ってしまう僕です。(これでも平和主義)
僕はなるべくお客様に専門用語を使いません。例えたり違う言葉に変換してお伝えする。
それには理由があります。
あ、固有名詞は使いますよ。パーマとかロングヘアとかショートヘアとかツーブロックとか。
- なんで専門用語を使わないの?
-
だって解りにくいし伝わりづらいんだもの
わかりにくいんだもの。
相田みつをさんみたいな物言いになってしまいましたが、僕が大切にしているマインドであり、今記事のテーマです。
過去、こんな美容師いませんでした?
僕が池袋で担当させていただいているお客様は皆、
『阿部さんはとても丁寧にひとつひとつ説明してくれるね』
と言ってくださいます。『だからとても安心して任せられる』とも。
そのお客様がた曰く、
『過去担当された美容師さんが本当に自分本位で不快だったし、よく分からないまま高い料金だけ払ってきた』
とのこと。
その方々のお話を聞いてまとめてみると、こんな感じのよくいるポンコツ美容師でこんな感じの対応だった模様です
カウンセリングで・・・
僕的にアンニュイな雰囲気が似合いそうなんで、フロントにダブルバング作りますね。アウトラインはレザーで柔らかくして、量はセニングをグラ気味で入れるのとスライドで減らします。カラーは流行りのアッシュ混ぜてフォギーなミドルトーンにします。髪の状態アレなんでケラチンとCMCでトリートメントも追加しときます。(早口で愛想悪い)
あっハイ…(よくわからんけど聞けない雰囲気だし…)
施術中は・・・
ペラペラペラ〜
(自分の身の回りの話ばかり。たいして中身のない話なのに大体「ヤバくないですか?」って聞いてくる)
(この時は上機嫌)
どうでもいいことばっか話してる…
仕上げ&会計時
仕上げのスタイリングは32のコテでフォワリバで1:2くらいでミックスしてハチ上は波巻きで、バームでエアリーに散らしました。仕上がりはどうですか?大丈夫ですか?
(鏡で後ろ見せず、めちゃめちゃセカセカしながら早口)
大丈夫・・・(としか言えないしよくわかんない)
はい、今日はトリなんで追加で料金2万円です!
あ、最後インスタフォローしてもらっていいすか?あと口コミもお願いします。
じゃ、ありがとうございますまた来てください!(見送らない)
・・・・ハァ
こんな経験をされた方が僕の常連様にはたくさんいらっしゃいました。
真っ先に僕はお客様に、
う〜ん、それはまたポンコツに当たりましたねぇ〜笑
と慰め(?)、人のふり見て我がふり直せと毎回思い、よりしっかりと説明していくスタンスになりました。
しかもこのパターンって大体カットがガタガタ、カラーはムラがあって・・・(技術くらいはちゃんとやれよ下手くそ)
お客様はこう感じたらしい
僕のお客様がたの意見をまとめると、上記のような美容師に施術されている時にこう思っていたそうです。
ダブルバング?前髪どうなるの?
レザーって…え⁉︎ハサミで切らないの?カミソリ?ザクザク音するけど傷まない?
減らすってそんなところからハサミ入れて毛束落ちてくけど大丈夫なの⁉︎
カラー塗り始めてるけど具体的にどんな明るさでどんな色なの?
ケラチン?何それ?しなきゃダメなの?
そんでお前の身の回りとかどうでもいいんだけど私の髪は?これからどうしたらいいの?
32?フォアリバ?ミックス?
え?カラーした日に私は頭洗わないのにベタつくもの付けるの?
て言うか値段最後に言うの?
…結果、出来上がり微妙じゃない?もう行かない・・・
『少し神経質かもしれないけど…』と、皆さんおっしゃってましたが僕は全然そんなふうには思いません。
施術中不安で仕方ないでしょうし不快だし、仮にヘアスタイルが150点だとしても50点くらいにしか感じないはずですから
僕はこーいうの嫌いです
車を買いに行くとして、カーディーラーから
V8エンジンでトルク300nmのハイブリッドシナジードライブ搭載です!カーボンボンネットとターボチャージャー付き!
僕これで先日伊香保温泉行ったんですよ〜!
で、こちら1200万円です!ね!いいっしょ?
(例えるために調べてそれっぽいこと書きました)
なーんて接客応対を受けたら、
は?(真顔)
ってなる。
僕、車はサッパリ分からん人間なので、こんな接客接遇では何が凄いのかも、価値も全然分からないし伝わりません。
いや、というか安全性は?燃費は?そもそも何人乗れんの?なんで1200万もするの?
そこを説明しろよ、と。
お前の温泉とか知らんわい!と。
こんなディーラーからは勿論買いません。
皆さんもそうでは?
つまるところ、消費者目線でないから伝わらんのです。
消費者が知りたいことが何一つ分からない。そんな状態でその品物にお金ポンポン払える人は、まぁいるんだろーけどかなり少ない。
マジョリティの高い方に、この目線を忘れて、上のポンコツみたいな説明をしてたら、
今まで培ってきた技も何もかも無価値に等しくなってしまう。
それは本当に嫌だ、絶対嫌だ。
僕の1番大切にしているマインド
1にも2にも、
『お客様は素人である』
というのが僕の大前提でして…
スタイリストになって十余年・・・これだけは、こればっかりは絶対に外すことなくお客様に向き合ってきたと心から言えます。
だから丁寧にお伝えする。
お客様が求めるものに10点足りない仕上がりだったとしても、説明だけはしっかりと、専門用語で誤魔化さず、伝える。
僕は特に説明とカウンセリングに力を注いでいます。
今回は美容師の言う○○って何?の序章を書きました。
こちらもシリーズ化して、皆様の
なにそれ?
を解決していきたいと思っております。
是非お楽しみに
これってなんのこと?ってのがありましたらお答えしますのでそちらもお気軽にどうぞ。
では、また
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