抜け毛、薄毛の悩み/脱毛症とは？編

ご覧いただきありがとうございます！

抜け毛・薄毛の原因の記事の続きです 

今回は脱毛症について 

CMなどでも見聞きすることが多いAGAなど、近年『抜け毛は脱毛症という病気の一種』という概念が広まっています。
投薬治療など、画期的な治療法でハゲに悩んでいた男性も救われたことでしょう(僕の友達もその一人)

今回も僕なりに脱毛症についてまとめてみたので、すこし長くなりますが最後までお付き合いください 

心配しなくても大丈夫な『自然脱毛』

毎日１００本前後、髪は抜けます。

お客様方から、とてもよく聞くお話の一つですね。

髪一本一本にもそれぞれ寿命のようなものがあるため、天寿を全うした髪(えらい大袈裟な言い方ですが)は自然と抜けてていきます。
我々の頭には約10万本から、多い人で14万本ほど髪が生えていて、それぞれの髪で成長サイクルが違います。

寿命がきて抜けた髪の後には、また新しい髪が生まれ成長していきます。

一本ごとに生まれ→伸び→停滞→抜けるのサイクルを持っていて、女性の髪の寿命は一本あたり4〜６年とも言われています。髪が異常に長い海外の方とかいますけども、ああいう方々はおそらく髪の寿命が長いor髪の伸びるスピードが異常に速いんじゃないか、と推測できます。

気候も少し関係していて、暑過ぎる夏(今年やばかったですね)や、冬の乾燥など、一時的に抜け毛が多くなる時期もあります。僕のお客様でもある年代以上の方が、毎年夏と冬に必ずお悩み相談してくださるのです。

僕は毎度皆さんに向けて、この自然脱毛の話を欠かさずお伝えして、安心してもらってます。
だから心配しないでください。
毎日抜ける100本は大体これですからね 

ここからは『ちょっと気にした方がいいかも』なケースのお話です 

少し心配な抜け毛のケース

と感じたら、頭皮環境の悪化ホルモンバランスの乱れによる脱毛症の可能性も。
脱毛症の診断は美容師ではなく、医師の診察を受けてくださいね。僕も皮膚トラブルやAGA治療の質問を頂いた際は必ず、

と、お伝えしています。餅は餅屋の精神です 
以下は脱毛症のケース別解説です 

円形脱毛症

皆さんご存知の円形脱毛症。

何が怖いって予兆がないこと、抜ける箇所も円形の大きさも数もランダムなこと。たまにお客様でも襟足の辺りに丸く抜けてる部分があり、それに気付いてない(よほど念入りに触らないとわからないと思う)方もいらっしゃいます。

男性にも女性にも起こる抜け毛の病気のひとつ。

昔はストレスが原因と言われていましたが、最近の研究によると自己免疫疾患のひとつだそうで。ストレスはあくまで誘因ってのが通説のようです。でもやっぱ、ストレスは溜めないに限る。

脂漏性皮膚炎からの脱毛症

皮膚炎の方は、頭皮の臭いの記事でも書いたように、頭皮の菌が繁殖して起こる症状です。

この脂漏性皮膚炎が重症化すると脂漏性脱毛症なるものに繋がることもあります。そういった意味でも、頭皮ケアへのしっかりとした対策が必要ですね。

びまん性型脱毛症

びまん性型…あまり耳馴染みがない言葉ですが、非常に多い症状です。

こちらは全体的に髪が薄くなっていく脱毛症です。年齢を重ねていくにつれ、髪が薄くなっていくのはほとんどコレかも。特徴としても症状の経過が長いことが挙げられます。
原因のほとんどが遺伝によるものであることで、ご家族に薄毛の方がいると起こりやすいそうです。
もう１つは上記にもある女性ホルモンの低下が原因です。
他の原因として婦人科系の疾患が元になったり、ピルを飲んでいることで起こることもあるそうです。

FAGA

FAGAとは女性男性型脱毛症(どっちやねん)いう、男性のAGAの症状が女性に出て、同じような脱毛症が起こってしまうこと。これも遺伝がかなり関係しているようです。AGAは男性の薄毛の記事でもしっかりまとめますね。

抜毛症

読んで字の如し、自分で髪を抜いてしまうこと。

思春期に多いそうで…多感な時期ゆえのストレスが原因でしょうかね？

牽引性薄毛

小さいころからバレエなどを習っていて、ず〜っとアップスタイルで引っ張られている状態がずっと長くなってしまったりで起こる症状です。

これは実際のお客様でも見たことがあります。
その方(中学生くらいだった)も前髪など生え際は薄くなっていました。ゴムでキツく縛るつむじ周りには複雑な生えぐせができていたっけ…

甲状腺疾患＆悪性腫瘍

こちらは門外漢なので(僕は美容師なので・・・)詳しい言及は避けますが、この２つの症状でも脱毛症につながるケースがあるようです。
特に悪性腫瘍は男性ホルモンを産出するものがあるらしく・・・男性ホルモンなんて増えてもいいことないですもんね。

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さて終点です。今回は薄毛や抜け毛、脱毛症について記事を作ってみました。

自分でも色々と調べてみて感じるのは、

よく寝、よく食べ、よく運動

これに勝る美容法はないんじゃないか？ということでした。身も蓋もないですが。笑

次は自分自身のために男性の脱毛症について書いてみよっかな・・・

この記事が一人でも多くの方の悩みの解決に役に立てればと思います。

長文にお付き合いくださり、ありがとうございました。

ではまた